ピアノの学習をするにあたって、かならず覚えておいたほうがいい知識を紹介します。
- 音階(スケール)
- コード
この2つは覚えておいて損はありません!
むしろ役に立つことばかりで、ピアノの上達には欠かせないのではと思っています。
特にコードは、
- 譜読みがはやくなる
- 楽譜の意味がわかる
- 暗譜に役立つ
- 曲を忘れにくくなる
といった具合に、ピアノ学習において魔法のような存在です。
その学習に入る前の準備として、まずはこれを学びましょう!
ドレミファソラシをアルファベットで言うと何になる?
専門的に音楽を学んだことがない人でも、こちらは知っているのではないでしょうか。
ドレミファソラシ
こちらは、7つある音の名前をイタリア語で言ったときの名前です。
今回覚えていただきたいのは、英語で言ったときの名前です。こちらになります(^^)
不規則なならびではありません。アルファベットの順番どおりです。Aからならべてみるとこうなります。
ドレミファソラシを7つの色で学習している方は、色分けするとこうなります。
こちらを覚えましょう(^^)
読み方は、そのままアルファベットの読みで大丈夫です。
ドはC、ファはF、Gはソなど、一音ずつ変換できるように覚えましょう。
口に出しながら弾いてみてもいいですし、記憶だけで覚えても大丈夫です
英語名をおぼえるとこんな風に使える
コードを覚えていなくても、英語名を知っているだけでこんな風に使えます。
次の画像は、きらきら星の最初の部分です。
よく知った部分ですよね(^^)
『きらきら ひかる おそらの ほしよ』の歌詞の部分です。
メロディーを知っているので、この情報だけでもちゃんときらきら星で弾けると思います。よければ右手で弾いてみてください。
これに、コードの指定がつくとこんな風に書かれることになります。
これは、この音の部分はこのコードで伴奏をつけてください。という目的でかかれています。
さて、覚えていますか?C、F、Gはそれぞれ何の音だったでしょうか。
…
Cはド、Fはファ、Gはソ、でしたね。
ではメロディーを右手で、左手はコードがかいてあるタイミングで、アルファベットに対応した音を弾いてみてください。
するとどうでしょうか。
そうなんです、ちゃんと伴奏になっているんです!
Cコードはドミソ、Fコードはファラドですが、それを知っていなくても、画像の中の7の意味がわからなくても、
アルファベットに対応した音を知っていれば、左手で伴奏をつけることは可能なんです。
メロディーを右手で弾けるだけよりも、よっぽど音楽として成立させることができます
とっさの時でも単音さえ押さえられればOK
皆さんがふだん使っている楽譜はどのようになっていますか?
右手と左手のパートが上下に分かれて、それぞれ5線譜でかかれているものでしょうか。
このような楽譜は「大譜表」とよばれ、一般的にピアノのレッスンで使用されていると思います。
主に右手が担当するメロディーはもちろん、伴奏となる部分もどのように弾くか、みっちりかかれていますよね。
さて、ここでは大譜表に加えてコードもかかれている楽譜についてです。
ポピュラーの曲にはコードがついていることも多いですよね。
こういった楽譜を演奏する際、たとえコードの知識がなかったとしても、音符のアルファベット読みを覚えていればとっさの時助けになってくれます!
- 弾いている途中で急にわからなくなった
- ここは間違えずに弾く自信がない
ありますよね、そんなとき(^^;)
そんなときは、先ほどのきらきら星で紹介した要領で、コードのアルファベットに対応する1音さえ弾いていれば音の響(ハーモニー)的には大丈夫な演奏になるのです。
楽譜どおりに弾けなくても、間違いじゃない演奏にすることができます!
ぜひ覚えて、楽譜内の情報を味方にしていきましょう!
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