先日、姉と甥っ子が家にきたとき、甥っ子がこんなナイスなスヌードをつけていました。じゃん。
どっかで買ったんだろうと思ってたんですが、なんとこれ、甥っ子が保育の時間につくったそうです((゚Д゚))!
年長さんです。クオリティ高い🌟
すごすぎるので「どうやってつくったん?!」と聞いたら、どうやら指編みで毛糸をたくさん編んで、それをリリアン編みして筒状にしたということでした。
ゆびあみ?!そんなのできるの?!
自慢じゃないですが、わたしはやったことがありません。
そうやねん、しかもめっちゃ早くて。わたしも教えてもらった
なのでわたしと母もレクチャーを受けました(^^)みんなで指編みタイムです。
そのときに姉が、
なんか指編みでカバンをつくるとかはあるけど、この一番最初?のただの指編みはネットで探しても見つけられなかってん
といってたので、じゃあわたしが書くわ〜となってこの記事をつくることになりました。
この編み方で太い一本の糸をつくって、それで何か作る感じだね〜とわが家では結論づけられました。
こんな感じに編みあがります。鎖っぽいかんじ。
ゆび編みで太い糸をつくろう(編み方)
それでは、甥っ子が教えてくれた編み方をご紹介します。
まずは、土台となるとめ結びをつくっていきましょう。
①左手の人差し指と中指のあいだに毛糸をたらします。
②次に、人差し指→中指の順でうしろから前へ8の字に糸を巻きつけます。
8の字状に巻きつけると、人差し指と中指に、1本づつ糸が巻きついている状態になります。
③もう一度、同じように8の字に巻きつけます。
巻きおわると、どちらの指にも糸が2本ずつ巻きついた状態になります。
④そうしたら、2本ある糸のうち、下にある糸を持ち上げて指からぬきます。
まずは、人差し指から引きぬきます。
次に中指からも、糸を引きぬきましょう!
⑤そして最後に、指の間からたらしていた糸をひっぱります。
これで土台のとめ結びができました。
とめ結びができたので、ひと編み目を編んでみましょう!
⑥人差し指→中指の順でうしろから前へ向かって8の字状に1度だけまきつけます。
⑦下にある糸を指からぬいて(④と同じ)、
⑧真ん中をひっぱると、ひと編み目ができます!
ひと編み目ができたら、⑥⑦⑧を繰り返します。
⑥人差し指から中指の順番で、8の字にまきつける→⑦下にある糸を指からぬく→⑧真ん中をひっぱるですね。
そうして、好みの長さまで編んでいきましょう。
編み進めると、手のひらに編み目がどんどんできあがっていきますよ!
間違いやすい所は、2箇所あります。
まず1点目は、とめ結びをつくる段階③の、8の字状に指に巻きつけるとき(2回目)です。
中指に巻きつけた後は、指の間まで巻ききりましょう。指の間から手の甲にかけて毛糸が流れているようにしてくださいね。
母がここでつまずきました
2点目は、最初のとめ結びをつくるときにはその前に2回8の字にまきつけましたが、とめ結びをつくった後は1回だけ8の字に糸を巻きつけるところです。
とめ結びをつくったときのように、2本の指にそれぞれ2回ずつ巻いてはいけませんよ!
1回巻いただけで、指には2本糸がかかっている状態になるので、1回だけで大丈夫なのです。
わたしはここでミスりました
とめ結びをつくったあとは、『8の字に1回糸を巻きつける→下の糸を引き抜く→真ん中をひっぱる』を繰り返して、編んでいってくださいね〜。
編み方を簡単にまとめます。
- 人差し指→中指の順番で、後ろから前に向かって8の字状に2回まきつける
- 下にある糸を指からぬく
- 真ん中の糸をひっぱると、とめ結びができる
- 人差し指→中指の順番で、後ろから前に向かって8の字状に1回まきつける
- 下にきている糸を指からぬく
- 真ん中の糸をひっぱる
- 4・5・6をくり返して、好みの長さまで編む
ゆるく編む、きつく編む、ほどく
ちなみに、指の根元で編むとゆるめの編み目に。
指先の方で編むときつめの編み目になりますよ〜。
ほどきたい時は、毛糸玉につながっている方を引っ張ればするする〜っとほどけます。最初につくったとめ結びも一気にほどけますよ〜。
姉はこれが気持ちいいらしいです
最後の結び方(終わるとき)
終わるときは、好みの長さまで編んで、最後の編み目をつくったあとから始めます。
中指の糸をぬいて、人差し指にかけます。
人差し指に糸をまとめたら、毛糸玉につながっている方を切ります。
次に、人差し指にかけていた糸を2本とも指からぬきます。
輪っかになった所に、先ほど切った部分を通してひっぱりましょう。
そうすると、とめられます。
編み終えるときの手順もまとめてみます。
- 好みの長さまで編んだら、中指にかかっている糸を人差し指にかける
- 毛糸玉につながっている糸を切る
- 人差し指から糸をとりはずす
- できている2つの輪っかに、先ほど切った方の糸をのはしを通し、ひっぱる
編み方は以上になります♪
こんな太い筒をつくれるリリアンって…
甥っ子はこの作品を首につけたり、頭につけてターバンみたいにしてたので、てっきりスヌードだと思ったんです。でも本人は、ハラマキをつくったと言っていました(^^)
お腹につけたら、服がぎちぎちになったそうです。
想像できる(笑)
ところで、リリアンってこういう編み道具です。
糸を順番にかけて編んでいくと、筒状に編みあがってミサンガとかストラップとかをつくれるんですね。何かに没頭する用に100円ショップで買ったことがありました。そのときつくったものです。
だから思ったんです。
こんな太い筒つくれるリリアンってどんなん…
園児の頭とか胴体とか通せて、平置きで横幅30センチくらいありました。もっこもこです。
こんなん作れるリリアン、めっちゃ大きいんちゃうん…?と聞いてみたら、なんと先生の手作りリリアンだったそうです。ダンボールが土台で割り箸が立ってたって言ってました。すごい。
園児は指編みをして、先生がリリアンで仕上げてくれたそうですよ。楽しそう〜(^^)
ちなみにこんなポシェットもつくったそうです。こちらは指編みしたものを糸で縫ってつくってる感じでした。すてきな教育ですね〜
以上、人差し指と中指の2本で編むゆび編みでした!
「女の子なのにあんたらお裁縫全然しないな!」とおばあちゃんに言われてきた姉妹ですが、好きなんですよこういうの(^^)他にもっとしたいことがあるだけで。
こんなにたくさん画像を使ったり編集したりの記事ははじめてでした。
読んでくださった皆さまもおつかれさまでした(˘ω˘)ありがとうございました。
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